大正13年〜14年頃？丹那盆地附近地質調査報告／平林武　渡邊貫／鉄道省熱海線建設事務所／

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丹那盆地附近地質調査報告／平林武　渡邊貫／鉄道省熱海線建設事務所／大正13年〜14年頃（？）

ハードカバー
カバー無し裸本。
発行日は不明ですが、（奥付の記載無し）緒言などから大正13年〜14年ごろの発行だと思われます。
経年劣化が強いですが、ページの欠損や、本文が読めなくなるような大きなダメージはありません。
表紙／スレ・ヤケ・シミ・ヨゴレ・背表紙の傷み強（写真参照）。
小口／経年ヤケ強・経年シミ強。
本文／経年劣化によるページ周囲の茶変色甚・経年シミ甚・地図の一枚が切れてしまっていますが、欠損はありません（写真参照）。他にも地図に破れのあるページがあります。蔵書印有り（写真参照）。美本をお求めの方にはおすすめできません。

［目次］
丹那盆地付近ノ地質調査報文（大正十三年十二月踏査）東京帝国大学教授工学博士　平林武
一、地形
二、地質
三、隧道内ノ地質及ビ試錐結果
　a、東口
　b、西口
　c、隧道内ノ断層
　d、盆地内ノ試錐
四、意見

丹那盆地地質調査報告書（大正十四年五月下浣）鉄道技手 理学士 渡邊貫
一、地質鑑定
　A、試錐法
　　1、金剛石試錐
　　2、「カリックス」式試錐
　　3、打撃式綱掘
　B、地質鑑定ノ方法
　　1、岩盤ト堆積層トノ識別
　　2、岩盤中ニ於ケル断層叉ハ亀裂ノ推定
　　3，集塊岩内ノ一岩塊ト熔岩層トノ区別
　　4、固定沈殿物層ト崩土堆積層トノ識別
二、丹那盆地ノ成因
　A、地形学的観察
　　1、断層崖ノ證跡
　　2、水流糸ノ発達
　B、地質学的観察
　　1、丹那盆地附近ノ一般地質
　　2、試錐坑内ノ地質
　C、丹那盆地成因論
　　1、地質構造線ノ発達
　　2、丹那盆地ニ於ける断層発達状態
　　3、丹那盆地ノ成因
　　4，諸成因説ノ批評
三、工事上ヨリ見タル丹那盆地ノ地下構造
　A、推定断層トソノ破砕帯
　B、地下水
　C、温泉
　結言
○添附図面
　丹那盆地附近（五千分ノ一）地形図
　丹那盆地附近地質図（二万五千分ノ一）
　丹那盆地附近地質縦断面図
　丹那盆地地下構造並ニ縦断面図
　丹那盆地試錐坑温度測定図
○写真帳
　参考文献
一　平林武　震災予防調査会報告（第十六号）
二　辻村太郎　地形学
三　山崎直方　丹那盆地ノ地形ニツキテ（地質学雑誌二六巻三○七号）
四　横山又次郎　熱海線地質調査報告書
　　鈴木敏　同
五　小川琢治　関東地震研究（地球一巻一〜五号）
六　De Launay、La Seience geologique.
七　Daubre,Etsudes synthetiques de Geologie experimentale.
八　渡邊貫　丹那盆地地質調査試錐位置選定理由書（熱建所報第十号附録）
九　Keihack, Grundwasser und Quellenkunde.


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在庫番号［Bamboo92］